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*Windows環境の作成 [#k73ee87c]
サンプルのシューティング(バイザライザー)を動かして動作確認をします。
その後、ガンハウンドのソースのコンパイルと実行の手順を説明します。
#author("2019-04-14T01:22:51+00:00","","")
*コンパイル環境の作成 [#k73ee87c]
gxLib2019の環境設定を行います
付属のサンプルのシューティング(Visoriser)を使って動作確認をします

・インストール方法
・トラブル対応
・その他
・DirectX11、OpenGLの動作するWindows10マシンが必要です
・メモリ8GB、Core-i7以上が推奨です
・vc2019での動作確認を行っています
・x64環境に対応しています
※ ソースコードはUTF-8で記述します

ライブラリの調査、研究報告など
http://dragon.suplex.net/
**Visual Studioをインストールする [#z34a7445]
VC2019を用意します。
[[Microsftのサイトよりダウンロード>https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/?utm_medium=microsoft&utm_source=docs.microsoft.com&utm_campaign=button+cta&utm_content=download+vs2019&rr=https%3A%2F%2Fdocs.microsoft.com%2Fja-jp%2Fvisualstudio%2Fide%2Fwhats-new-visual-studio-2019%3Fview%3Dvs-2019]]

*手順1.インストール [#z34a7445]
VC2015を用意します。VC2013を使用する場合は「トラブル」の項目を参考にvcxprojファイルの一部を書き換えると動作させることができます。

gitリポジトリよりソース一式をダウンロード
[[https://bitbucket.org/garuruLabs/gxlib/downloads>https://bitbucket.org/garuruLabs/gxlib/downloads]]
gitLabのリポジトリからソース一式をダウンロードします
[[https://gitlab.com/garuru.software/gxlib2019]]
-ダウンロード > 「リポジトリをダウンロードする」をクリック

ダウンロードしてきたZIPファイルを都合のいいディレクトリに展開します
ダウンロードしてきたZIPファイルを都合のいいディレクトリに展開してください

**各種ライブラリをインストールする [#p801f767]
再配布用のパッケージは以下からダウンロードできます。
gxLib/Platformに配置して「手順2・コンパイル」に進んでください。
**VisualStudio2019を設定する [#u18585e6]
++platform/WindowsDesktop/gxLibWin.slnを開く
++gxLib2019のプロパティを参照

最新版を用意する場合は以下の手順でダウンロードしてください。
#ref("./01_vc2019_config.jpg",50%);
確認ポイントは以下です。すでに設定されていますが、環境と異なる場合は再設定してください
-全般 > マルチバイト文字セットを使用する
-全般 > WindowsSDK 10.0 (動作確認済みは10.0.177633.0)
-全般 > プラットフォームツールセット > ( Visual Studio2019 v142)
-デバッグ > 作業ディレクトリ > $(ProjectDir)\..\..\
-VC++ディレクトリ >
-- ..\..\;inc\;
-- ..\..\game\;
-C/C++ > コマンドライン > 追加のオプション > /source-charset:utf-8 
-- ソースコードはUTF-8で記述します

***DirectX SDKを用意する [#o3f7d637]
Windows環境ではOpenGL環境とDirectX環境を選択できます。DirectX版を使用する際はDirectX9のSDKを用意してください。既に環境がある場合には次の手順に進みます。
*フォルダ構成 [#g7320922]
[[gxLib2019のフォルダ構成]]を参照ください

[手順]
[[DirectXSDK(Microsoft DirectX SDK (August 2009))のダウンロード>https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=23549]]

ダウンロード後、インストールを行いインストールしたSDKのincludeとLibフォルダにパスを設定するか
もしくは、インストール後のファイルをgxLibの以下のフォルダへコピーします。
*コンパイル [#t3994782]
ビルド > ソリューションのリビルド から全コンパイルを行います
#ref("./02_vc2019_config.jpg",100%);
- プラットフォームはx64に設定します
- Debug / Release で動作確認しています

 Microsoft DirectX SDK (August 2009)/Include/*.*
  ↓ ここにコピーする
 gxLib/platform/Windows/Include/directx9/*.*
 
 Microsoft DirectX SDK (August 2009)/Lib/*.*
  ↓ ここにコピーする
 gxLib/platform/Windows/lib/directx9/*.*
※上記のフォルダにはgxLibのプロジェクト設定(*.vcxproj)で最初からパスを通しています。
**コンパイルエラーが起きたとき [#b6b4fd62]
「ツール > ツールと機能を取得」から以下を取得してください
#ref("./03_vc2019_config.jpg",100%);
-ユニバーサルWindowsプラットフォーム開発
-C++によるゲーム開発

フォルダ構成はこうなります。
 gxLib/platform/Windows/include/directx9/audiodefs.h

 gxLib/platform/Windows/include/directx9/xnamathvector.inl
*** プラットフォームツールセット VisualStudio2019 v142が見つからない場合 [#he4e5364]
VisualStudio2017をインストールしていると「ツール>ツールと機能を取得」で開かれる「インストールの詳細」画面がVisualStudio2017用の画面が開いてしまうようです。ですので、インストールの詳細画面を閉じてVisualStudioのバージョン選択画面にもどってVisualStudio2019を選択してください。

 gxLib/platform/Windows/lib/directx9/x64
 gxLib/platform/Windows/lib/directx9/x86
#ref("./vcSelecter.jpg",100%);

***OpenCV [#n9585f73]
http://opencv.org/wp-content/themes/opencv/images/logo.png
Windows環境で動画の再生に「OpenCV」を利用します。以下よりver3.1以降を取得してください。(2.4.x系は未検証)
正しく選択できるとVisualStudio2019用の追加機能の選択ができるようになります。
#ref("./vc142.jpg",100%);

[[http://opencv.org/>http://opencv.org/]]
※DOWNLOADS > VERSION 3.1 > OpenCV for Windows
**Visoriserを有効にします [#t96b241e]
game/gameMain.cppを編集してVisorizerのコメントを外してください
visoriserはCの標準関数のみで構成されており、ファイル読み込み、描画、サウンドはgxLibで機能する3つの関数でラップされたポータブルなプログラムとなっており、マルチプラットフォームにおけるプログラムの書き方の参考になるでしょう。

 gxBool GameMain()
 {
 	//対戦格闘 / p2p / 
 	//gameSikaku(gxFalse);
 
 	//Primitive Test
 	//BenchMark();
 
 	//Sprite Test
 	Visorizer( gxFalse );
 
 	return gxTrue;
 }
#ref("./visor.png",100%);


***oggVorbis [#a3437411]
http://xiph.org/images/logos/fish_xiph_org.png
Windows環境で圧縮音楽の再生に「ogg Vorvis」を使用します
*VisualStudio2019で気をつけること [#ycb11c30]
***includeパスが通らない。VisualStudio2017では通っていたのに。。。 [#j4eb9b0f]
設定が厳密になっているようです。いままでデフォルトでプロジェクト相対で設定できていた(vcxprojがあるフォルダを起点とできていた)ものがちゃんと$(ProjectDir)を記述する必要があるようです。

[[http://xiph.org/downloads/>http://xiph.org/downloads/]]から以下のファイルをダウンロードして下さい。

libogg(1.3.2)    libogg-1.3.2.zip
libvorbis(1.3.5) libvorbis-1.3.5.zip




***freeGlut [#u31ebd6b]
http://freeglut.sourceforge.net/images/opengl.png
OpenGLを使用する場合はfreeGlutを使用します


[[http://freeglut.sourceforge.net/>http://freeglut.sourceforge.net/]] > Downloadから「Freeglut 3.0.0」をダウンロードします。

***OpenGLに切り替えるには? [#q6970f24]
以下の定義を切り替えます。
gxLib.h
 #define PLATFORM_WIN32_DIRECTX9
 //#define PLATFORM_WIN32_OPENGL
  ↓
 //#define PLATFORM_WIN32_DIRECTX9
 #define PLATFORM_WIN32_OPENGL


**手順2.コンパイルして実行する [#u9f691b0]
gxLib.slnファイルからプロジェクトを起動する

F5キーで実行し、VISORISERが起動することを確認してください

&ref("./visor.png",100%");


*トラブル対応 [#h7dd7e0f]
***vorbis/vorbisfile.h No such file or directry [#hb3286bb]
ogg vorbisのヘッダーファイルが見つかっていません。ヘッダーファイルを格納した場所へのパス設定を見なおしてみてください。gxLibのデフォルトでは下記の2箇所に格納されれば自動的に認識します
 platform/windows/include/ogg/
 platform/windows/include/vorbis/

***opencv/opencv.hpp No such file or directry [#y081ccd0]
同じくopencvのヘッダーが見つかっていません。「platform/windows/include/openCV/」に以下の2つのフォルダを配置してください。
 platform/windows/include/openCV/opencv
 platform/windows/include/openCV/opencv2

*** 構文エラー : 識別子 'D3DMULTISAMPLE_TYPE [#u32e131d]
DirectXのSDKが入っていないか、SDKのフォルダへパスが通ってない可能性があります
gxLibでは以下に配置すると自動的にコンパイル対象に追加されます
 platform/windows/include/openCV/directx9


***VC2013を使ってコンパイルする [#fece13c9]
SDKのバージョン番号が異なる場合コンパイル時にエラーが出力されるので適切なバージョン番号に設定してください。

platform/Windows/DirectX.vcxproj
platform/Windows/OpenGL.vcxproj
 <PlatformToolset>v140</PlatformToolset>
 <IncludePath>include</IncludePath>
  ↓
 <PlatformToolset>v120</PlatformToolset>
 <IncludePath>$(ProjectDir)\include</IncludePath>


*その他 [#sd67a4eb]
**Android Studioでコンパイル [#he6e360b]
- Android端末をWindowsPCと接続する
- AndroidStudioを起動する
- Open an Existing Android Studio Projectを選択
- Platform/Androidを選択してプロジェクトを立ち上げる

***LUAを利用する [#z7a9dba5]
**コンパイル [#vfdf67e1]
- 起動後自動的にMakeが始まる
- 自分でMakeするときはBuild > MakeProjectからMakeする
- プログラムのコンパイルは Buile > Rebuild Projectから行う
- 実行は Run > Debug Appから行う

***Cocos2Dxを利用する [#o2b27621]

***zLibを利用したpngファイルの使用 [#u2f40b6f]